8月 082006
についてNHK-BS2で解説番組やっていたが、脚本家さんも出てて岡田斗司夫さんもいるにもかかわらず、謎解きと映画評論になっているのはどうしたわけだろうか。千年女優だからと女優の荻野目慶子、映画監督の山本晋也をゲストに読んだNHKの見識の無さが響いたか。映画監督の山本氏から見た評論は私には見えないものが見えていて面白かったけど。
今敏作品はやたらとアート的な読解が必要で面白い。西洋アートのゲーム性をアニメに持ち込んできちんと消化してる。
しかし、自分の作品に明確なコンテクストを作るのは難しい。掘り返してもそんなに自分独自のコンテクストなんて見つけられないものだ。さらに、そのコンテクストが発端となってどのような概念を提示するに至ったかを説明するなんて至難の技だ(村上隆の芸術起業論を読むといいと思う)。このあたりも今敏は巧いと思う所以。
今敏監督のwebsite
http://www1.parkcity.ne.jp/s-kon/
ところで、アートではない一般的なビジネスにもそういう個人の業と作りたい作品(事業)、実現すると併せて提示できる価値観や概念を説明できる能力が必要なのではないか。理解して応援できる人(投資家や社員)を得るためにも必要だし、コアコンピテンシーから逸脱せずに前を向くためにも必要だろう。
時には、恥を晒して(私のコンテクスト=幾つかのコンプレックスなので)根拠を開示してみたら「愛されてこなかったんだね」などというorzな反応が帰ってくることもあるのですが。
