某広告代理店の調査結果では、1998年当時それまでglobeのファンだった女の子が向かった先はL’Arc en Cielだったんだと。当時は男性ロックバンドブーム、YOSHIKIプロデュースで94年にデビューしたGLAYとかがヒットチャート上位に出てきた頃(4年もかかったのか!)だったはず。結果だけ聞けば「まぁ妥当ですよね」で終わるのだが、この調査を広告代理店に依頼したのは小室哲哉氏。調査結果を受け、globeでrockテイストの強い曲を立て続けに発表して売上復活。(4枚連続シングル発売とかそのへんですよね)
…商売ウマイネ。「俺のやりたいようにやる」系artistには思いもつかんでしょうな。
純粋音楽好きからは賛否両論あるだろうけど、ビジネスとしては正しい。
Marketing=brandingと勘違いしている人がいるけど、Marketingの最初は現実を知ること・分析することから出発する。MarketingDataは財務諸表などと同じで、現実を知るための材料でしか無い。が、これが無いと何も分からないまま一歩を踏み出すハメに陥る。技術的な自信や経営者・営業の感覚だけでビジネスをするのは純粋artistと変わらんよな。分かっているつもりでも時々勘違いしそうになる。自省。


・数字だけ見ても意味がない。数字は対象物そのものでは無く、対象の何か(事業とかファンの動向とか)についての伝達方法でしかない。(蜜柑の絵は蜜柑じゃないよね?)
・財務諸表でもマーケティングデータでも、数字・データは全体的な相互関係において眺めるものだ。個々の数字をまじまじと眺めても何も出てこない。
どうやら、「数字が読めるといいことがある」と思っている人は世の中に多いようだし、「ROIって何よとかそういう単位の問題」が分かれば読めると思っている人がその中の多数を占めるらしい。が、それじゃ意味無いですよ。それでは純粋artist状態、自分は間違えないと思いこんでいるegoist状態と変わらない。

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